工法の種類
■木造軸組工法(在来工法)
木造軸組工法(在来工法)とは、木の柱と梁や筋交いなどを組んで骨組みを作りあげる日本の伝統的工法。
建築時のみならず、将来の増改築やリフォームが必要になった時も自由度が高く、さまざまなニーズに対応しやすいのが特徴。
その反面、現場での行程が細かい分、職人の腕によって出来上がりの差がかなり出やすいといった欠点もあります。
ちなみに、この工法は地震に弱いと誤解されがちですが、正しく施工されていればすぐれた耐久性・耐震性を持ちます。
■木造枠組壁工法(ツーバイフォー・ツーバイシックス)
木造枠組壁工法(ツーバイフォー・ツーバイシックス)とは、北米から伝わった工法で、規格化された製材で組んだ枠に、合板を張って壁となるパネルを作るという「面」の集合体で建物を構成する建築技法。
断熱性や機密性が比較的高く、また作業が規格化されて比較的単純な行程で建てられるので、工期が短く、職人の腕による出来上がりのバラつきが出にくいこと、「面」で構成されている分、耐震性にも優れていることが特徴。
構造上、屋根ができるのは最後なので、建築途中で雨にやられてしまうと腐蝕や性能低下の原因となってしまう。
工期中は雨対策をしっかり行っているかチェックしておいてください。
■鉄骨造
鉄骨造とは、柱や梁などに鉄骨を用使う工法で、薄い鋼板を加工したものを組み立てる軽量鉄骨造と、H型の太い鉄骨を組み立てる重量鉄骨造の二種類があります。
鉄骨は頑丈で耐震性にすぐれているだけでなく、木材のような乾燥収縮などによる反りや狂いなどが発生しないのも利点。
しかしその分価格は高めになってしまうことと、増改築やリフォームが困難といった点がデメリットになります。
■鉄筋コンクリート造
コンクリートを鉄筋で補強して作る構造のこと。
鉄筋コンクリート(reinforced concrete)を省略して「RC造」と呼ばれる。
耐震性、耐火性に優れている。
また、コンクリート部分については業者によって完成度の差が出やすい。
■鉄骨鉄筋コンクリート造
鉄骨造と鉄筋コンクリート造の長所を併せ持った構造。
鉄骨で柱や梁を組み、その周りに鉄筋を配してコンクリートを打ち込む。
鉄骨鉄筋コンクリート(steel framed reinforced concrete)を省略して「SRC造」と呼ばれる。
耐震性は同じ回数の建築であればこのSRC造の方が高いが、建築コストは最も高くなります。
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