住宅性能表示について

｢住宅性能表示制度｣とは家にたいして､いくつかの項目を一定の基準で､国土交通大臣の指定を受けている第三者機関が評価し､各項目がその質によって等級という形でﾗﾝｸづけされ､評価書として報告するというものです｡
これによって､施主が求めたとおりの性能をもった建築がされているかがわかります｡
この制度は､施主が任意でつけることができます｡

費用はだいたい数十万といったところです｡
ちなみにこの評価書には､設計図の内容を評価する｢設計住宅性能評価書｣と､実際の家の施工段階から完成まで､何度かﾁｪｯｸして評価する｢建築住宅性能評価書｣とがあります｡

ただしこれについては絶対的な信頼を置けるものではありません｡
評価の対象とされていない項目に関しては､まったくのﾉｰﾁｪｯｸだという落とし穴もあります｡
実際､現在でも希望する施主はまだまだ少数なのが現実です｡